思い出の例会へ戻る
バードウォッチング同好会


平成21年 第1回例会
  市川野鳥の楽園

2009年11月20日(金) 
 



◇ 『布施さん 『洞口さんのレポートでご案内します ◇
 
      “市川野鳥の楽園” は、かって「新浜-しんはま」と呼ばれ水鳥の生息地として、世界に知られた行徳・浦安地帯のうち、
      宮内庁の「新浜鴨場」を含む一部を水鳥や水辺の自然環境保護のため、保全・造成されたところです。
   
 入り口は バス停 行徳高校前  護岸の右側は海だったそうです
新浜海溝 水辺
 
           17日(火)の当初予定が雨のため延期され、20日(金)に実施。
           世話人の熱い思いがかない、まさに小春日和。空には、見事な鰯雲が仲間を迎えてくれました。
案内板
野鳥病院の保護鳥 保護鳥  餌の心配をしないせいか穏やかな顔つき 
 
   南行徳駅前からバスで行徳高校前下車。 楽園に続く葦の生い茂った川はいかにも野鳥たちが潜んでいるような雰囲気が漂っており、
   期待に胸を膨らませて歩いていくと「野鳥病院」看板と檻があり、オオタカなど数十羽の野鳥が入院しておりました。
 鴨  狸も見えた観察室
 
   ガイドさんの説明を受けながら早速観測を始める。目の前には、カモの仲間を始め、川鵜などがゆっくりと休んでいる姿。遠くを見ると、
   遠くを見ると、なんと大きな狸が現れました。
 
カワウ  保護区入り口
 
       次に千葉県の許可を得て「行徳鳥獣保護区」に入りました。この中は海の埋立地で現在は自然に生えてきた草木や、
       干潟の湿地帯で水鳥などが安心して生息できるよう、人の利用は必要最小限にとどめられております。
       ここで野鳥以外の動植物の生態について説明を受けながら約一時間観察しました。 
 
保護区内 笹薮
ガイドの説明 カラスウリ
 
ここは、江戸時代からの鴨の狩場の隣接地。この後、一般には入れない保護地域を案内していただき、野鳥の案内はもとより、
野草をはじめ鳥が運んできた種、桜やその他の木々についての説明。まさに自然の輪廻。帰り際には、ユリカモメやサギ、鴨たちが日向ぼっこ。
また、カワウが止まり木や木の天辺で大きな羽を広げての「天日干し」? 心温まる、癒された一日でした。 (布施 記)
葦原 ユリカモメ
「新浜」で観測された野鳥は
日本産鳥類の約半分 281種だそうですが、
本日観察された数は25種でした。
カワウ
今回の参加者  (敬称略)
             安 部        石 川    洞 口  水 野    甘 利      岩 谷    志 村         長 尾
          加 藤                                 熊 谷              布 施
                                                                   早 川
 
          最後はいつもの通りの昼食、今回も中華料理になりましたが、本日の感想や会員の近況などの話で
          大いに盛り上がり、楽しい一日になりました。(洞口 記)

ページの始めへ戻る














HP更新 長尾 2014.08.22